

押忍、武蔵です!! 今回は僕が今まで闘ってきたK-1の歴史を振り返ってみたいと思います。僕ももうすぐ36歳。随分と長いこと、闘ってきましたね~。昔のK-1っていうのは、日本人頑張れって雰囲気が溢れてましたね。日本人選手が海外の強豪選手に挑んで行く、それを同じ日本人として応援する。そんな雰囲気やったと思います。まあ、その雰囲気は近年、なんとか盛り返してはいると思いますけどね。ただ、以前のK-1と比べると、今のK-1は少し違うように見えるんです。というのは、昔の選手は派手なパフォーマンスをしませんでした。

闘い方が派手っていうか、KOシーンがたくさんあって、美しかったのが人気の秘訣だったと思いますよ。選手自体は地味でも、試合で見せる強さのパフォーマンスが強烈でしたね。それがみんなを惹きつけて、あれだけの大ブームを巻き起こしたんだと思います。でも、今は見た目のパフォーマンスが重視されている気がしますよね。それで派手なことをするけど、試合は面白くなかったり…。あとは技術よりもデカさとか…。そういう選手たちが台頭したときに、ファンからは厳しい意見が出ると思います。
だから、僕の役目はK-1ファンに本来の素晴らしさを伝えることにあると思います。だから、この歳になっても頑張ってるんですよ(笑)。もちろんモーリス・スミスとか、あそこまでやりたくないです。確か谷川プロデューサーと同い年ですよね、あの人。てことは…46歳!? あそこまでは無理です。生涯現役は角田(信朗)最高師範だけでいいと思いますけどね、フハハ。そんなわけで、まだまだ若いもんには負けられません!! 押忍!!■
